ヒプノセラピー(催眠療法)とは?
ヒプノセラピー=催眠療法
ヒプノセラピーとは、HYPNOSIS(ヒプノシス=催眠)を使ったTHERAPY(セラピー=療法)のことを言い、日本語では「催眠療法」と訳されています。
催眠状態を利用して人の潜在意識に働きかけることによって心の中のネガティブな部分をポジティブなものに変容することで、心理的な問題や心因的な症状を改善することを目標とします。
催眠療法のいろいろな誤解ベスト3
「催眠」と聞くと、テレビやショーでみる「催眠術」をイメージされて催眠療法は記憶を操作されたり、味覚をなくしたり、記憶をなくしたり、催眠療法士の思いのまま操られると思われる方も多くいらっしゃいます。
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しかし、ヒプノセラピーで使用する「催眠」とは、深くリラックスした状態のことを言います。一般の人が想像するよりもはるかに通常の意識状態に近く、普段の生活の中でも催眠と近い状態に出たり入ったりしています。
1、秘密を全て暴露してしまうのでは?
ヒプノセラピーで使用する催眠状態では、言われていることも、していることもすべてわかります。そのため、ご本人の意思に反するような暗示に従ってしまうことは絶対にありません。セッション中は会話も身体を動かすことも可能です。痒くなった鼻の先をかくことも問題なくできます。意識がなくなるのではなく、逆に意識が研ぎ澄まされている状態です。
電車の中で本を読んだり、スマホに夢中になっているとき、うっかり乗り過ごした経験はありませんか?この状態のとき、本の世界やスマホの世界に集中している状態ですよね?
この時に突然「クレジットカードをください」と言われたら、どんなに熱中している本やスマホの世界から一瞬で覚めますよね?
自分にとって危険だと感じた質問をされた場合は一気に催眠状態から抜けてしまいます。
2、マインドコントロールされてしまうのでは?
催眠にかかると、催眠をかける人の言う事を完全にコントロールされて完全に屈服してしまうと思っている人も多いと思います。先ほどお伝えしたように、言いたくないことは拒否できるし、催眠状態から抜けてしまいます。
よく催眠療法士に決定権があると思われがちですが、催眠療法士に決定権も答えももっていません。相談者さんの潜在意識に決定権と答えがあります。
逆に言うと、相談者さまの潜在意識が悩み解決に必要だと判断した場合は答えてくれます。
3、催眠状態から覚めないのでは?
催眠と睡眠は違います。
催眠に似た状態の例
・映画に集中して時間がすぎるのを忘れる
・ゲームに集中して声をかけられているのも気づかない
・スマホに夢中で電車を乗り過ごす
睡眠のように意識や記憶がなくなることはありません
『集中力を最大限引き出す』方法が催眠療法です
催眠療法はで実際どんなことをするの?
リラックスした状態の来談者さんに語りかけることで催眠状態に道案内をしていきます。
イメージのチカラを利用して、来談者さんの行動を変容させていきます。
潜在意識が起こす様々なエラー
トラウマ
潜在意識が作り出す
防衛機能のエラー
- 一般的な心理療法では完治が難しい
- 感情の決定権は潜在意識が握っている
インナーチャイルド
ショック体験から受けた
否定的暗示
- 身体的精神的虐待は強い暗示を作り出す
- 潜在意識の働きで記憶から消している可能性も
習癖
本人が全く気付かず
無意識に行っている癖
- 自分の意志でやめることは難しい
- 刺激と癖が強固に結びついている
上記のような場合は、催眠療法(ヒプノセラピー)の効果が期待できます。