【タイプ4】「ほごすぎ」さん

このページは、「ほごすぎ」さんのための「ほごすぎ」さんに贈る記事です。

アメリカの心理セラピストのウェイン・クリッツバーグ(Kritsberg,W)が、1985年に出版したACOA症候群(The Adult Children Of Alcoholics Syndrome)』という本の中で、成人となったアダルトチルドレンが子ども時代にどのような役割を担ってきたのか、特徴を6つの役割(ヒーロー、スケープゴード、ロストワン、プラケーター、ピエロ、イネイブラー)として表したものを基に作成しております。
※プラケーターとイネイブラーは1つにまとめて ケアテイカ―としてまとめられることがあります。

「ほごすぎ」さんは、上記タイプの「ピエロ」タイプに該当します。

ほごすぎさんタイプの特徴

・意識しなくてもいつもニコニコ笑顔
・人と一緒にいることに疲れて急に苦しくなる
・表と裏の顔が全然違うなと自覚がある
・喧嘩や衝突が起きそうになると自分が何とかしなきゃと思う

 

人懐っこい笑顔で誰とでも仲良くできます。
お茶目で子どもっぽく、いつもニコニコして、人気者、優しい、いい人という印象です。
とにかく愛されキャラです。

何も問題ないのでは?と思われているこのタイプですが、

内面は、外側にみせる明るさや笑顔とは対照的に
「寂しい、孤独、怖さ、怒り」などを感じていることがあります。

「ほごすぎ」さんになった背景

何か不穏になりそうな空気を感じ取ると、自分が笑いをとったり、自分がおどけることで、家族に笑いを与えて、喧嘩になりそうなところを止めたり、不穏な空気になることを止める役割をしています。わざとふざけて場の空気を和ませようとしています。

また家庭内と家庭外で、全然見せる「顔」が違うのもこのタイプが多いのです。

ほんの一例を紹介すると、

家庭内では「ほごすぎさん」だけど、
家庭外では「けんしんさん」の悪役バージョンで暴れまくったり、悲劇のヒーロー/ヒロインバージョンが出て、実はいじめられているけれども家庭で心配かけないように頑張ったりします。

逆に家庭外で「ほごすぎさん」の場合は、
家庭内で「はしずきさん」になり、喜怒哀楽を無にして家庭内で存在を消し家族と分厚い壁を作ったり、「けんしんさん」の悪役バージョンで、手に付けられないぐらい暴れたりします。

上記の例はほんの一例で、様々なタイプが出てきて、どれが本当の自分なのかわからないという苦しみもうまれやすいタイプです。

本当の自分をみせないように、色んな自分を演じて徹底的に保護しているのです。

ほごすぎさんの葛藤と苦しみ

無理に明るく振舞おうとする

自分を面白可笑しくみせることで、周囲を明るくしようと努力しますが、自分の感情を限界まで抑え込んでしまいます。自分にウソをずっとついている状態になるので、急に張り詰めていた糸がプツンとキレてしまい、辛さが一気に出やすくなります。急に動けなくなったり、急に起きられなくなったりします。

周りが気づきにくい

笑顔の仮面をつけて本当に感じていることをみせないようにしているため、周囲が気づきにくく、
気づいたときには限界をこしているなんてこともあります。

自分に問題があること、ストレスがあることを認めようとしません。
「大丈夫?」「無理しなくていいんだよ」と言われると
「辛いことがバレてしまったら、自分が今いる環境が崩壊してしまう」という無意識の思い込みがあるので、必死に隠そうと頑張ってしまいます。

ほごすぎさんの良いところ

・明るく元気を与えてくれる
・チームにいてくれると安心できる
・初対面で緊張している人の救世主
・観察眼が鋭い
・臨機応変な対応ができる
ほごすぎさんは、アダルト・チルドレンの5タイプの中で唯一臨機応変な対応ができるタイプ。
機能不全家族の中で培った武器でもあります。
息抜きの仕方を上手に使えるようになると、楽になります。

ほごすぎさんの回復のキーワード

そのままの自分で愛される

育った家庭環境で、自分が面白いことを言えば
両親の喧嘩がおさまり、緊張感がとけた経験をしてきたため、
みんなを明るく元気づけようと頑張る傾向がありますが、
明るくしたあなたがみんな好きなのではなくて、
そのままのあなたが好きなのです。
なので、そのままのあなたを自分が好きになるように心がけて下さいね。

 

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