【タイプ1】色々背負っています「しょいすぎ」さん

 

この記事は、「しょいすぎ」さんのための「しょいすぎ」さんに送る記事です。

このタイプは、アメリカの心理セラピストのウェイン・クリッツバーグ(Kritsberg,W)が、1985年に出版したACOA症候群(The Adult Children Of Alcoholics Syndrome)』という本の中で、成人となったアダルトチルドレンが子ども時代にどのような役割を担ってきたのか、特徴を6つの役割(ヒーロー、スケープゴード、ロストワン、プラケーター、ピエロ、イネイブラー)として表したものを基に作成しております。
※プラケーターとイネイブラーは1つにまとめて ケアテイカ―としてまとめられることがあります。

「しょいすぎ」さんは、上記タイプの「ヒーロー」タイプに該当します。

「しょいすぎ」さんの特徴

・周囲から「優等生」「頑張り屋さん」「頼りになる」と言われる

・いつの間にか周りから期待しているよ!の空気感を感じる

・その結果、家族や周囲の期待に一生懸命応えようと頑張っている

・失敗しても大丈夫と言われても、どこか失敗を許せない自分がいる

・頑張ることが普通なので、休んでいいよと言われても休み方がわからない

 

「しょいすぎさん」になった背景

元々出来が良い子だったために親の期待が膨らんだパターンと
親が病気や色々な事情から、親の役目があまり果たせずに親に代わってリーダーのように家族を引っ張ってきたパターンの2種類が考えられます。

どちらも、家族はもちろん、周囲の大人(先生や近所の人)も頼りにしていることが多く、期待も大きくなります。それがいつの間にかプレッシャーとなり、本人も周囲も気づかないうちに大きな責任感を感じ、重責に耐えながら必死に頑張り続けています。
家族や先生をはじめとした大人の期待、失敗してはいけないというプレッシャー、色んなものを背負っています。

せわずきさんが親で、せわずきさんの世話好きがエスカレートすると、
子どもが「しょいすぎ」さんになる傾向があります。

「しょいすぎ」さんの葛藤と苦しみ

失敗への恐怖

「周囲の期待しているよ!」の空気感がすごいので、失敗してはいけないと思い込み、失敗するのが怖くて仕方がなくなります。失敗することで、周囲の期待を裏切ることになると思い込んでしまうのです。

元々優等生で努力家で人よりも優れているため失敗経験がそもそも少ないのです。
だからこそ失敗したときのショックが人一倍大きいのです。

完璧主義

「周囲の期待が、自分の存在価値である」と無意識に思い込んでいるため、
「もっと頑張らなきゃ…」「まだまだ出来る」と自分で自分を追い込みます。

助けを求められない

このタイプの方は優れていなければならないという思い込みから、誰かに助けを求めることは優れていないという風に捉えてしまいます。

そのため「助けてほしい」「教えてほしい」「わからない」が言えず、
周りに助けを求めるのが人よりも難しいのです。

休み方がわからない

本人がたとえ意識していなくても、このタイプは「常に努力をしていないと認めてもらえない」という強い焦りや不安を感じていることが多いのです。また自分から難しい問題や課題を与えて「休まないように」自ら仕向けている場合もあります(本人には自覚してない場合が多い)。

 

「しょいすぎ」さんの良いところ

・有言実行で目標達成能力が高い

・周りが驚くようなクオリティの高い成果を出す

・ミスが圧倒的に少ない

・上記のことから圧倒的な信頼を得ている

・綿密にスケジュールを組むことができる

誰もが羨むものを全てもっているけれども、周囲の人には≪だからこその苦悩や葛藤を抱えているこの大変さ≫がなかなかわかってもらえません。あなたは、色々な人のあこがれの存在でもありますが、きっとそれが重荷になっているでしょう。
あなたの才能は宝です。あなたは、あなたのためだけにどうかその宝を使って下さいね。

「しょいすぎ」さんの回復へのヒント

思い込みの改善

「完璧じゃないと価値がない」という思い込みが根底にあるので、視野を広げることが必要。
完璧じゃないと価値がないという、0か100か思考になってしまいがち。
大多数の方の完璧だ!!と喜んでいる状態が、あなたの8割出来ぐらいなのです。
完璧じゃない方が実は魅力的。そのようなことに気づける体験を是非これから沢山経験してくださいね。

小さな失敗体験を積み重ねる

よく小さな成功体験を積みましょうといいますが、このタイプは逆で、持前の努力で沢山成功をおさめてきました。そんなあなたは、逆に小さな失敗体験を沢山することが必要となります。
『ちょっとおっちょこちょいな私』を演じてみて下さい。怒らないで欲しいのですが…あなたは、アホになるぐらいが丁度よいです(笑)。失敗しても案外大丈夫だ!という経験が新たな発見をもたらしてくれますよ。

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